生活の場としての保育園の環境
保育園は、乳幼児が生涯にわたる人間形成の基盤を培う極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごす所です。家庭や地域社会と連携を密にして家庭教育の補完を行い、子どもが健康、安全で情緒の安定した生活と遊びが出来る環境作りをしています。自己を十分に発揮しながら活動出来るよう環境を整えて、健全な心身の発達を図ります。養護と教育とが一体となって、豊かな人間性を持った子どもを育成するところに、保育園における保育の特性があります。
自然となかよし
園のまわりは自然に囲まれ、田や畑、清水の湧き出る川、そして少し足をのばすと多摩川にも出られます。そんな緑いっぱいの自然との出会い体験が楽しめる環境にあり、地域の人々との交わりも深く、園児と親しい関わりが生まれています。戸外活動先では、おじいちゃん、おばあちゃんとの交流に興味深く関わり、イヌやネコとも仲良しになり、優しく包まれています。
園庭には農園もあり、土の感触は子どもたちの楽しみの1つになっています。季節感を大切にし、草花を育てる、野菜を作る、太陽で育つみずみずしい味を直接体験して心豊かになれます。そこから出会う、小さな虫たちの様々な発見や不思議さに気づき、表現活動を通し感性も豊かに育ちます。
園庭にも恵まれ、何ごとにも挑戦し体験することから自らの力を伸ばし、のびのび体を動かし体力をつけて、健康保育を目指しています。
友だちとの関わりも自然に学び、喜びを共感する元気と笑顔にあふれています。
そして、共育することを大切にひとつの大きな家族として生活しています。